noteから独自ドメインへ移行する目安|エクスポートの注意点

noteのまま続けるか、自分のドメインのサイトへ移行するか。独自ドメインが使えるプラン、エクスポートで持ち出せないもの、手数料、移ったあとに自分で持つことを公式情報で整理し、判断のサインにまとめました。

AI(Claude)が書き、運営者が確認して公開した記事です。分担と確かめたもの →

目次

note で書いていると、「いつか自分のドメインのサイトに移したほうがいいのかな」と考える瞬間があります。この記事は、その判断の目安をまとめたものです。

ここにまとめるのは、note の公式ヘルプと Google の公式ガイドを2026年10月1日に、note の利用規約(2026年10月8日制定の第24版)を2026年10月13日に読んで整理した判断の材料です。公式の資料で確かめられなかった点は、その場で「確認できなかった」と書いています。

先に結論:残る人・移る人・迷ったときのサイン

note に残っていい人

書くことと読まれることが主な目的で、下の「移るサイン」のどれにも当てはまらない人は、急いで移る理由はありません。移ると、note の中でフォローやおすすめから来ていた読者の流れを手放すことになります。さらに後で書くとおり、note の記事から新しいサイトへ読者や検索の評価を転送する方法は、公式ヘルプでは確認できませんでした。

移ることを考えていい人

次のどれかが「困りごと」になってきたら、移るタイミングです。

  1. URL を自分のものにしたい。note の設定変更や退会で、記事の住所が変わったり記事が消えたりする心配をなくしたい場合です。note ID を変えると記事の URL が変わり、転送はされません。退会すると記事はすべて削除されます。個人向けのプランでは独自ドメインが使えません。
  2. 見た目やサイトの構成を自分で決めたい。独自のロゴ、メニューやテーマカラーの変更、サイト作成機能(3ページまで)は、法人向けの note pro だけの機能です。
  3. アクセス解析を自分のツールで細かく見たい。Google アナリティクスを置けるのは note pro の有料オプションだけです。
  4. 作ったもの(アプリ・ツール・作品ファイル)を同じサイトで動かしたい、配りたい。note の埋め込みは対応サービスの URL をカードにする方式で、任意の HTML やスクリプトを置く方法は公式の一覧に載っていません。
  5. 記事の販売や会員制の売上が増え、手数料が気になってきた。note の手数料は後の表のとおりです。

当てはまる数よりも、その困りごとが「note の個人向けプランでは解決しない」かどうかで判断します。たとえば 4 の「作ったものを置きたい」だけなら、note を続けながら作品用の小さなサイトを外に1つ作る、という分け方もできます。全部を一度に移す必要はありません。

迷っているなら最初にやること

どちらに決める前でも、記事のエクスポート(書き出し)を一度やっておくのがおすすめです。退会してからはダウンロードできませんし、削除した記事は戻せません。手元にデータがあれば、判断を急ぐ必要がなくなります。

note でできること・できないこと

独自ドメインが使えるのは note pro だけ

note の公式の機能一覧(2026年9月15日更新版)では、「独自ドメインの適用」ができるのは note pro だけです。ヘルプのよくある質問でも、独自ドメインは「法人向け有料サービス、note pro」で可能と案内されています。

表: 独自ドメインが使えるのは note pro だけ
プラン 料金(2026年10月1日時点) 独自ドメイン
通常の note 無料 使えない
noteプレミアム 月額500円。税込・税抜の表記は公式ページで確認できず 使えない
note pro(法人・団体向け) 月払い 月額80,000円(税抜)/年払い 年額880,000円(税抜)。初期費用0円、どちらも初月無料 使える

出典: noteプレミアム、note pro の料金。note pro の年払いは一括払いのみで、途中で解約しても返金されません。

つまり、2026年10月1日時点の公式情報では、個人向けのプラン(無料・プレミアム)に独自ドメインの機能はありません。個人が自分のドメインで記事を出したいなら、現実的には「note の外に自分のサイトを作る」ことになります。

noteプレミアムで増えるのは、主に次の機能です。

  • 予約投稿
  • コメント欄のオン・オフ
  • 販売価格の上限の引き上げ(5万円から10万円へ)
  • 定期購読マガジンの開設申請
  • クリエイターページの Amazon ウィジェット

書く・売るための機能が中心で、サイトの見た目や URL を自分のものにする機能ではありません。

記事は持ち出せる。ただし全部ではない

note には公式のエクスポート機能があります。書き出すと、自分の記事と画像が1つの Zip ファイルにまとまって届きます。中身は WordPress 用の形式で、移るときの土台です。

表: 記事は持ち出せる。ただし全部ではない
項目 内容
対象 自分の記事のすべてを一括で。1記事だけ・選んだ記事だけは不可
記事の状態 公開・下書き・予約投稿(予約投稿は下書きとして出力)
形式 WordPress 用の形式(WXR)のファイル+画像などのフォルダ。ほかの形式はなし
含まれる タイトル、本文、画像、音声、記事に貼ったファイル、アカウント名、日時
含まれない 有料記事の価格と試し読みライン、目次・ハッシュタグなど note 固有の設定、コメント・スキ、マガジン、削除済みの記事、「みんなのフォトギャラリー」から選んだ見出し画像

WXR は、WordPress の書き出しに使われる XML というテキスト形式のファイルです。画像・音声・添付ファイルは assets という名前のフォルダに入ります。埋め込んだ動画やリンクはカードではなく URL の文字列として出てきます。ルビや数式も入力した文字のままです。

有料記事は、価格と試し読みラインが出力されないことは明記されています。一方で、有料部分の本文が出力に含まれるかどうかを明示した説明は見つけられませんでした。有料記事が多い人は、実際に書き出したファイルで確かめてください。

WXR 形式は WordPress ならそのまま読み込める形式です。WordPress 以外(静的サイトや Markdown で書くサイト)へ移す場合、変換する公式ツールは確認できませんでした。公式のツールがない以上、記事の数だけ自分で変換する手間が増える前提で見積もっておきます。ここでいう変換は、書き出したファイルから記事ごとに本文と画像を取り出し、新しいサイトの形式に合わせて貼り直す作業のことです。

エクスポートの手順と制限

エクスポートの手順と、よくあるご質問にある制限は次のとおりです(2026年10月1日時点)。

  • プロフィールアイコン →「自分の記事」→ 右上の「エクスポート」→「エクスポートを開始」
  • 開始のメールが届き、3日以内に完了のメールが届く
  • ダウンロードページの有効期限は完了メールから7日間、ダウンロードは3回まで
  • 実行中は取り消せず、続けて実行もできない

⚠️ ダウンロードする前に退会すると、データはダウンロードできなくなります。退会や記事の削除は、書き出したファイルを手元で開けることを確かめてからにしてください。

note で売るときの手数料

note で有料記事・マガジン・メンバーシップなどを売ると、2種類の手数料と振込手数料がかかります。出典は note の手数料のヘルプです(2026年10月1日時点)。

表: note で売るときの手数料
手数料 率・金額
事務手数料(購入者の決済手段で決まる) クレジットカード 5%、PayPal 6.5%、PayPay・Amazon Pay 7%、noteポイント 10%、携帯キャリア決済 15%
プラットフォーム利用料(売上から事務手数料を引いた額に対して) 有料記事・有料マガジン・チップ・メンバーシップ 10%、定期購読マガジン 20%
振込手数料 1回270円

公式の計算例では、1,000円の有料記事がクレジットカードで1件売れると、事務手数料50円とプラットフォーム利用料95円が引かれ、振込手数料270円も引いて振込額は585円です。

自分のサイトで販売する場合の手数料は、使う決済サービスごとに違います。この記事では比べていません。「note の手数料が高いから移る」と決める前に、移った先で使う決済サービスの公式料金を自分で確かめてください。決済・会員管理・購入者対応を自分でやる手間も、手数料の差と並べて考えます。

広告とアフィリエイトのルール

  • note のご利用規約(2026年10月8日制定の第24版を、2026年10月13日に確認)に、アフィリエイトを一般的に禁止する条項は見当たりませんでした。ただし「可」と明記した公式の文も見つけていません。
  • ヘルプでは、Amazon の商品リンクをカードで表示するとき、クリエイターがアフィリエイト ID を設定していなければ note のアフィリエイト ID が入ると説明されています(ヘルプ)。個人が自分の ID を設定する公式の手順は、確認できませんでした。
  • クリエイターページの Amazon ウィジェットは、プレミアム以上の機能です。
  • Google AdSense などの外部の広告を個人が note の記事に置けるかどうかは、公式の説明を見つけられませんでした。

物販アフィリエイトや広告を収益の柱にしたい人は、上の「確認できなかった」点を note のヘルプや問い合わせで確かめてから判断してください。

移ると自分で持つことになるもの

URL が変わり、note からの転送は確認できない

先に結論を書くと、note の読者や検索からの流入は、新しいサイトに自動では引き継がれません。理由は次のとおりです。

ここでいう転送(リダイレクト)は、古い住所に来た人を新しい住所へ自動で案内する仕組みのことです。note のヘルプによると、note ID を変更すると記事の URL も変わり、転送はされません。note pro を解約して独自ドメインが外れたときに転送を設定できるかは、公式ヘルプでは確かめられませんでした。

個人の note の記事を外部のサイトへ転送する設定は、2026年10月1日時点で公式ヘルプに案内が見当たりませんでした。転送先を示す canonical(検索エンジンに「正規の URL はこちら」と伝えるタグ)を外部に向ける方法も、確認できていません。

Google はURL の変更を伴うサイト移転で、古い URL から新しい URL へ、恒久的な転送を一般に1年以上続けるよう勧めています。移転中は検索順位が一時的に変動することがある、とも書かれています。note 側で転送が設定できないなら、この手順はそのまま使えません。note で得ていた検索からの流入は、新しいサイトに引き継がれないつもりで計画するのが安全です。

note の記事を残したまま同じ記事を新しいサイトに載せると、同じ内容が2か所にある状態になります。その扱いは canonical を設定できるかどうかで変わるため、ここでは結論を出しません。

運営の手間とお金

自分のドメインのサイトでは、note が代わりにやっていたことを自分で持ちます。

  • ドメインの取得と毎年の更新。更新を忘れると失効し、URL ごと失います。
  • 公開先の契約と設定。レンタルサーバーや静的ホスティングなど。どれを選ぶかはAIで作ったものを無料で公開する方法で比べています。
  • HTTPS(通信の暗号化)の設定。
  • バックアップ。note ではサービス側が持っていた記事データを、自分で保管します。
  • セキュリティ。WordPress などの CMS(記事を管理するソフト)を使うなら、本体とプラグインの更新、ログインの保護。
  • 読者の入口。note の中のフォローやおすすめから来ていた読者は、外のサイトには自動では来ません。
  • サイトに置く表示。プライバシーポリシー、広告を置くなら広告であることの表示、有料で売るなら、特定商取引法に基づく表示が必要になる場合があります(条件は消費者庁の案内で確かめてください)。

その代わりに、URL・見た目・解析・広告・置けるものを自分で決められます。冒頭の「移るサイン」は、この自由が手間に見合うかどうかの目安です。

移る前のチェックリスト

  • 冒頭の「移るサイン」のうち、いくつ当てはまるか数えた
  • note のエクスポートを実行し、Zip を開いて記事と画像がそろっているか確かめた
  • 有料記事がある場合、有料部分の本文が出力に入っているか確かめた
  • マガジン、ハッシュタグ、価格など、出力されない情報を別に控えた
  • 移る先(WordPress か、それ以外か)を決め、WXR から変換する手間を見積もった
  • 売上の振込申請を済ませた(退会するなら。未申請の売上が1,000円未満だと受け取れません)
  • 新しいサイトの名前とドメインを決めた(サイト名とドメインの決め方)
  • note の記事を残すか、退会するかを決めた。退会すると記事・コメント・スキはすべて削除され、元に戻せない

note の退会で何が消えるかは、退会のヘルプにまとまっています。退会前には、noteプレミアムの解約やメンバーシップのプラン削除なども必要です。

まとめ

  • 2026年10月1日時点の公式情報では、note で独自ドメインが使えるのは法人向けの note pro(月額80,000円税抜から)だけ。個人が自分のドメインで出すなら、note の外にサイトを作ることになります。
  • 記事はエクスポートで持ち出せますが、価格・マガジン・コメント・スキなどは出力されません。
  • note の記事を外部へ転送する設定は公式ヘルプで確認できず、検索の評価は引き継げないつもりで計画するのが安全です。
  • URL・見た目・解析・作品の置き場所・手数料のどれかが困りごとになったら、移るタイミングです。どれにも当てはまらないなら、note のままで構いません。

迷っている段階でも、エクスポートだけは先に済ませておくと、どちらを選んでも困りません。

この記事について

この記事でやった人

やったこと誰が
note の公式ヘルプ・料金ページと Google の公式ガイドを読んで整理する(2026年10月1日)AI(Claude)
note のご利用規約(第24版)を読んで、広告・アフィリエイトの扱いを確かめる(2026年10月13日)AI(Claude)
公式の資料で確かめられなかった点を、その場で書き分けるAI(Claude)
記事の目視確認と公開の判断運営者

料金や仕様は変わることがあります。検証日より後の変更は、各サービスの公式情報で確かめてください。