AIで作ったものを無料で公開する方法|サーバーが要る人の目安

AIで作ったイラスト・曲・小さなWebアプリ・記事を公開するのに、有料サーバーは要るのか。無料ブログ・無料の静的ホスティングで足りる場合と、お金を払うべき合図を、料金と規約の原文つきで比べます。

AI(Claude)が書き、運営者が確認して公開した記事です。分担と確かめたもの →

目次

AIでイラストや曲、小さなWebアプリ、記事を作れたら、次は「どこに置けば人に見てもらえるか」です。調べ始めると「ブログをやるならレンタルサーバー」という話がよく出てきますが、作ったものによってはお金をかけずに公開できます。

無料で足りるのは、記事・日記と、AIで作ったイラスト・曲・小さなWebアプリを並べるページです。有料のサーバーを考える合図は、WordPress・ログインやデータ保存・独自ドメインからのメール送信・広告や販売の4つです。料金・無料枠・規約は2026年10月1日時点を基本に、note の利用規約は10月13日、Cloudflare のメール機能とロリポップ!の料金は10月21日、ConoHa WING の料金は10月22日、エックスサーバーの料金は10月23日に確かめ直しました。どれも変わることがあるので、申し込む前に、リンク先の公式ページで最新の内容を確かめてください。

先に結論:公開したいもの別の早見表

表: 先に結論:公開したいもの別の早見表
公開したいもの 無料で足りる選択肢 有料サーバーを考える合図
記事・日記 はてなブログ(無料版)、note(無料プラン) 独自ドメインを使いたい/WordPress を使いたい
AIで作ったイラスト・曲を並べたページ 無料の静的ホスティング(下の比較表) 1ファイルや全体の容量が上限を超える
HTML・CSS・JavaScript だけの小さなWebアプリ 無料の静的ホスティング ログイン・データ保存など、サーバー側の処理が要る
WordPress のサイト 無料の静的ホスティングでは動かない 最初からレンタルサーバーが要る
独自ドメインのメールアドレス 受け取って転送するだけなら無料の方法あり 独自ドメインから送信もしたい(条件は要確認)

表の言葉を2つだけ先に説明します。

  • 独自ドメイン: 自分の名前.com のような、自分専用のサイトの住所。
  • 静的ホスティング: 作ったファイルを置くだけで、そのまま公開してくれる置き場。

迷ったら、まず無料で公開してみて、上の「合図」に当たったら有料を検討する順番で困ることは少ないはずです。ただし、広告やアフィリエイトで収入を得るつもりなら、無料プランの「商用利用」の決まりを先に読んでください(後半で説明します)。

AIツールの「公開」ボタンとの違い

AIのツールによっては、作ったアプリをそのまま公開する機能が付いています。手軽ですが、公開されたページの住所はツール側のドメインになり、無料で使える範囲もツールの規約で決まります。この記事で比べるのは、ファイルを自分で好きな置き場に置く方法です。ツールの公開機能を使う場合は、そのツールの料金ページと規約で、無料枠と公開ページの扱いを確かめてください。

記事を書くなら:無料ブログで足りる場合

はてなブログの無料版

はてなブログの機能比較によると、2026年10月1日時点で、無料版と有料の Pro の主な違いは次のとおりです。

表: はてなブログの無料版
項目 無料版 Pro
料金(税込) 無料 月1,008円(1か月契約)/8,434円(1年契約)/14,400円(2年契約)
独自ドメイン 使えない 使える
はてなの広告 表示される 消せる
写真のアップロード 月300MBまで 月3GBまで
固定ページ 作れない 作れる

Pro の料金ははてなブログ Pro の案内ページで確認しました。

無料版で困るのは、独自ドメインを使えないことと、はてなの広告が自分のページに出ることです。逆に、文章と写真を公開するだけなら、無料版で始められます。

広告やアフィリエイトを載せる場合は、はてなブログ個人営利利用ガイドラインに従うことが条件です。たとえば、誰でも直接連絡できる連絡先(常に受け取れるメールアドレスなど)を、プライバシーポリシーか全記事から見える場所に書く決まりがあります。

⚠️ AIで記事を書く人へ:同じガイドラインは、広告を載せてはいけない記事の例に「自動生成によって作成された記事」を挙げています。2026年10月1日時点で「生成AI」という言葉での記載は見つけられず、AIの手を借りた記事がどこまで当てはまるかは確認できていません。広告を載せる前に原文を読み、迷ったら、はてなに問い合わせてください。

note の無料プラン

note は無料で記事を公開できます。有料のnoteプレミアムは月額500円で、予約投稿や定期購読マガジンなど、書く・売るための機能が増えるプランです。

独自ドメインについては、note の公式の機能一覧(2026年9月15日更新版)で、使えるのは法人向けの note pro だけとされています。個人向けの無料プランとプレミアムでは使えません(2026年10月1日時点。note pro の料金はnoteから独自ドメインへ移行する目安の表)。

広告とアフィリエイトについては、note の利用規約にアフィリエイトを一般的に禁止する条項は見当たらない一方、「可」と明記した公式の文も見つけていません(確認した版と日付、Amazon リンクの扱い、確かめられなかった点はnoteから独自ドメインへ移行する目安の「広告とアフィリエイトのルール」)。収入を得るつもりなら、note の公式ヘルプと利用規約を読んでから決めてください。

note の機能と、自分のドメインのサイトへ移るかどうかの判断材料も、同じ記事に詳しくまとめています。

イラスト・曲・小さなWebアプリなら:無料の静的ホスティング

AIに作ってもらった HTML・CSS・JavaScript のファイルや、画像・音声のファイルは、「静的サイト」として無料で公開できます。静的サイトとは、サーバー側でプログラムを動かさず、ファイルをそのまま配るサイトのことです。

このサイト(Alice in Sandbox)も静的な HTML で作っていて、Cloudflare Workers の静的アセットという仕組みで公開しています。独自ドメインで公開するまでの手順は、Cloudflare Workers で静的サイトを独自ドメインで公開する手順にまとめています。

迷ったらこれ:使い方別の選び方

  • 広告を載せない作品置き場(イラスト・曲・小さなアプリ): Cloudflare Pages か Cloudflare Workers 静的アセット。1ファイル25MiB(約26MB)・20,000ファイルまでという上限が公開されていて、静的アセットへのリクエストは無料・無制限と案内されています。Workers で独自ドメインを使うには、ドメインを Cloudflare で管理する必要があります。
  • すでに GitHub を使っている: GitHub Pages。無料の GitHub Free では公開リポジトリになるので、置いたファイルは誰でも見られる前提で使います。
  • 広告やアフィリエイトを載せる予定: Vercel Hobby は選ばない。ほかのサービスも、下の「Vercel Hobby は『非商用』に限られる」の節を読んで規約を確かめてから選びます。
  • Netlify: 月300クレジットを使い切ったときにサイトがどうなるかは、公式の説明を確認できていません。選ぶ場合はクレジットの説明ページで確かめてください。

無料プランの比較(詳しく比べたい人向け・2026年10月1日時点)

表: 無料プランの比較(詳しく比べたい人向け・2026年10月1日時点)
サービス 独自ドメイン 主な上限 商用利用の決まり
GitHub Pages 使える サイト全体1GBまで/転送量 月100GB(目安の上限)/GitHub Free では公開リポジトリのみ 主に商取引を目的とするサイト(オンラインビジネス・EC・商用の SaaS)の無料ホスティングとしての利用は禁止
Cloudflare Pages 使える(1プロジェクト100個まで) ビルド 月500回/1サイト20,000ファイル/1ファイル25MiB 非商用に限るという記載は見つけられず(要確認)
Cloudflare Workers 静的アセット 使える(ドメインを Cloudflare で管理する必要あり) 静的アセットへのリクエストは無料・無制限と案内/1バージョン20,000ファイル/1ファイル25MiB 非商用に限るという記載は見つけられず(要確認)
Netlify Free 使える 月300クレジットで打ち止め(追加購入なし)。帯域1GBで20クレジット、本番デプロイ1回で15クレジットを消費 料金ページに記載なし(要確認)
Vercel Hobby 使える(1プロジェクト50個まで) 転送量 月100GB/リクエスト 月100万回/超えると多くの場合30日待ち 非商用の個人利用のみ

すべて料金は無料です。表に出てくる言葉は、次の意味です。

  • 目安の上限: 超えた瞬間に止まるとは限らない上限(ソフトリミット)。
  • MiB: ファイルの大きさの単位。25MiB は約26MB です。
  • リポジトリ: GitHub でファイルを保管しておく場所。「公開リポジトリ」は、誰でも中身のファイルを見られます。
  • ビルド: 元のファイルから公開用のファイルを組み立てる処理を、サービス側で動かすこと。
  • デプロイ: 作ったファイルを公開先に送って、サイトに反映すること。
  • クレジット: Netlify が無料枠を数えるための単位。転送量やデプロイの回数に応じて減ります。

画像や音声を置くときは、1ファイルの上限(Cloudflare は25MiB)とサイト全体の容量(GitHub Pages は1GB)を先に確かめておくと、あとで公開できないファイルが出てくるのを避けられます。

Vercel Hobby は「非商用」に限られる

Vercel のフェアユースガイドラインには、Hobby(無料プラン)は非商用の個人利用に限ると書かれています(2026年10月1日時点)。ここでいう商用利用は、制作に関わる誰かの金銭的な利益を目的とする公開のことで、例として次が挙げられています。

  • 訪問者からお金を受け取る仕組みがある
  • 商品やサービスの販売を宣伝している
  • サイトの制作・更新・ホスティングで報酬を受け取っている
  • アフィリエイトリンクがサイトの主な目的になっている
  • 広告(Google AdSense など)を載せている

寄付の呼びかけは商用利用に当たらないと明記されています。広告や販売をするなら、有料の Pro(開発者1人あたり月20米ドル・税別)が必要です。判断に迷ったら Vercel のサポートに問い合わせるよう案内されています。

GitHub Pages は、オンラインビジネスや EC サイト、商用の SaaS など、主に商取引を目的とするサイトの無料ホスティングとしての利用を禁じています(広告を載せること自体を禁じる記載は、今回の調査では見つけていません)。Cloudflare と Netlify は、無料プランを非商用に限るという記載を今回の調査では見つけられませんでした。ただし、書いていないことは「許可されている」という意味ではありません。収入を得るサイトを置く前に、各社の利用規約を読んでください。

有料サーバーが必要になる合図

WordPress を使いたい

WordPress は、サーバー側で PHP というプログラムと、データベースを動かす仕組みです。WordPress の推奨環境は PHP 8.3以上、MySQL 8.0以上または MariaDB 10.11以上、HTTPS 対応です。上の比較表の静的ホスティングでは WordPress は動きません。WordPress を使うなら、最初からレンタルサーバーなどを借りることになります。

WordPress は「記事を書く画面」まで含めて用意されている分、サーバーが必要です。AIに HTML を作ってもらえるなら、静的サイトで足りる場合もあります。

ログイン・データ保存・投稿機能が要る

会員登録やログイン、投稿された内容の保存など、サーバー側の処理が要るアプリは静的サイトだけでは作れません。Cloudflare Workers・Vercel・Netlify には、無料枠の中で小さなプログラムを動かす機能がありますが、上限があります。たとえば Cloudflare Workers の Free プランは、プログラムを動かすリクエストが1日100,000回までです(2026年10月1日時点)。

独自ドメインのメールアドレスが要る

Cloudflare Email Service の Email Routing(受信の転送)は Workers の Free プランで使え、独自ドメイン宛てのメールを普段のメールアドレスに転送できます(2026年10月21日時点)。受け取るだけなら、無料で済む場合があります。

独自ドメインのアドレスから相手に送信する方法の料金や条件は、今回の調査では確認できていません。送信も必要なら、メール機能付きのレンタルサーバーを含めて、各社の仕様ページで確かめてください。

広告・アフィリエイト・販売をしたい

前の章のとおり、Vercel Hobby は広告を載せるだけでも商用利用に当たり、GitHub Pages は商取引が主な目的のサイトに使えません。収入を得るサイトにする予定なら、無料プランの規約を読み、合わなければ有料プランかレンタルサーバーに移ります。

レンタルサーバーの料金の目安

国内のレンタルサーバーの入門プランは、次のとおりです(すべて税込・月額換算。ロリポップ!は2026年10月21日、ConoHa WING は2026年10月22日16時台、エックスサーバーは2026年10月23日の確認)。

表: レンタルサーバーの料金の目安
サービス・プラン 契約期間ごとの月額 注意点
エックスサーバー スタンダード 3か月 1,320円/12か月 1,100円/36か月 990円(通常料金) 契約期間分を一括で前払い。12か月は990円・36か月は693円の、2026年11月4日17:00までのキャンペーン料金も表示されている
ConoHa WING ベーシック 3か月 1,331円/12か月 970円/36か月 659円 2026年11月5日16:00までの新規申込に適用されるキャンペーン料金(通常料金からの割引率だけが書かれ、長期契約の通常料金の月額は料金ページに無い。時間課金の通常料金プランは1か月最大1,452円)。更新時の料金は料金ページで確認できず
ロリポップ! ライト 3か月 572円/12か月 539円/36か月 330円 更新時の料金は料金ページで確認できず

契約期間が長いほど月額は安く見えますが、その分をまとめて前払いします。1年分で比べると、ロリポップ! ライトの12か月契約は539円×12か月=6,468円です(筆者の計算・税込)。

⚠️ 申し込む前に確かめること

  • 契約期間の縛り: 一括で前払いする期間と、途中でやめたときに返金があるか
  • 更新時の料金: 2年目以降も初回と同じ金額か(ConoHa WING とロリポップ!は、料金ページで確認できず)
  • キャンペーンの適用条件: 新規だけか、期限と対象の契約期間はどれか。上の表の ConoHa WING の金額は期限つきのキャンペーン料金なので、期限を過ぎたら公式ページで見直してください
  • 無料枠の上限: 無料ホスティングを選ぶなら、容量・ファイル数・転送量の上限(上の比較表)

この表の料金は紹介料を受け取っていないリンクです(2026年10月22日時点)。紹介リンクを置くときは記事の冒頭に PR と表示します。

サイトを2つ目、3つ目と増やす予定があるなら、1つの契約のまま複数のサイトを動かせるかどうかも見ておきます。手順と追加でかかる費用は1つの契約で複数サイトを動かす方法にまとめています。

ドメインの費用は「初年度」と「更新」を並べて見る

独自ドメイン(例: example.com)は、無料ホスティングでもレンタルサーバーでも別にお金がかかります。.com は、初年度が0円〜750円の業者があっても、2年目以降の更新料は1年目の2倍を超えることがあります。比べるときは更新料を見てください。

各社の初年度と更新料の比較表(確認した日付つき)、ドメインの選び方と取り方は、サイト名とドメインの決め方の料金表にまとめています。

まとめ

  • 記事なら、はてなブログや note の無料プランで始められる。独自ドメインを使いたくなったら有料を考える。
  • AIで作ったイラスト・曲・小さなWebアプリは、無料の静的ホスティングで公開できる。広告を載せるなら Vercel Hobby は使えない。販売が主な目的なら GitHub Pages も使えない。
  • WordPress、ログインやデータ保存のあるアプリ、独自ドメインからのメール送信が要るなら、有料のサーバーを考える。
  • レンタルサーバーは契約期間と前払いの総額で、ドメインは初年度と更新料金を並べて比べる。

料金と規約は変わります。申し込む前に、記事中のリンクから公式ページの最新の内容を確かめてください。

この記事について

この記事でやった人

やったこと誰が
各サービスの公式の料金ページ・無料枠・規約を読んで比較表にまとめる(2026年10月1日時点)AI(Claude)
note の規約・Cloudflare のメール機能・レンタルサーバー3社の料金を確かめ直す(10月13日・21日・22日)AI(Claude)
ロリポップ! ライトの12か月契約の合計を計算するAI(Claude)
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