スマホだけ・無料でカード用のイラストを1枚作る(Gemini 無料版)

スマホしか持っていない人向けに、無料の Gemini で誕生日カード用のイラストを1枚作り、スマホに保存して、文字をあとから自分で入れるまでの手順です。送った文、出た絵、頼み直し1回の記録、規約で確かめた条項、費用0円の内訳を載せます。

AI(Claude)が書き、運営者が確認して公開した記事です。分担と確かめたもの →

目次

孫や友だちへのカードに、自分で作った絵を1枚入れたい。パソコンは無く、お金もかけたくない。そういう人向けに、スマホのブラウザでも開ける無料の AI チャット(Gemini)で絵を1枚作り、保存して、文字をあとから自分で入れるまでの記録です。

お題は「誕生日のお祝いの、花束とケーキのイラスト(人物なし・文字なし)」にしました。写真も、人の名前も要らないお題です。送った文を1回送っただけで、お題どおりの絵が出ました。続けて「縦長にして」と1回頼み直して、合わせて2枚。費用は0円でした。

生成は運営者の Google アカウントで、文字入れはこのサイトの道具で、どちらも AI(Claude)がブラウザを操作して行いました。絵の中に文字を描かせず、あとから自分で入れるのは、名前や日付のような個人の情報を AI に送らないためです。

先に結論

  • Android のスマホで、手順どおりに最後まで通した。 2026年10月23日に運営者が、Gemini 無料版で絵を1枚作り、スマホに保存し、文字入れの道具で文字を入れて保存するまでを実機で確かめた。iPhone では試していない。記事の画面の説明と枚数の記録は、AI(Claude)がパソコンの Chrome(表示幅 704px)と、スマホの幅を再現したブラウザで操作したときのもの
  • 無料の Gemini で、1回で1枚できた。 送る文は日本語の5文。送ってから約30秒で絵が出た
  • 費用は0円。 Google AI プラン(有料)には入っていない。2回の生成で、上限や残り回数の表示は出なかった
  • 文字は AI に描かせず、あとから自分で入れる。 このサイトで作った「カードに文字を入れる」道具(1つの HTML ファイル。画像と文字を外に送らない)を使うと、画像を選ぶ → 文字を打つ → 位置と色を選ぶ → PNG で保存、の4手順で入る
  • 規約で確かめたこと(2026年10月23日): 生成したコンテンツの所有権を Google は主張しない。商用利用を禁じる条項は見当たらなかった。画像の生成は13歳以上、編集は18歳以上。くわしくは「使ったサービスと、規約で確かめたこと」
  • 確かめていないこと: Gemini のスマホアプリの画面、スマホのブラウザでの保存先、印刷と LINE での送信

できあがるもの

手元に残るのは、AI が作った絵(文字なし・横長と縦長の2枚)、その絵に自分で文字を入れた画像(PNG)、送った文の控え(手順1・2に全文)の3つです。

1回目に出た横長の絵がこちらです。

AIで生成したイラスト。窓辺の木のテーブルに、ガラス瓶に入ったピンクと黄色の花束と、ろうそくが3本立ったピンクの丸いケーキが並ぶ水彩風の絵

「縦長にして」と頼み直した2回目の絵と、それに文字を入れたものがこちらです。

AIで生成したイラスト。縦長。窓辺に鉢植え、手前に花束と、ろうそくが3本立ったケーキが描かれた水彩風の絵(文字なし)
2回目(縦長に作り直し)
AIで生成した同じ縦長のイラストの中央に、白い文字に黒いフチで「おたんじょうび おめでとう」と2行で入れた画像
文字入れの道具で文字を入れた

用意するもの・かかった時間

表: 用意するもの・かかった時間
用意するもの 何に使うか 費用
スマホ(ブラウザが開ければよい) Gemini を開く・文字を入れる 0円(通信費は別)
Google アカウント Gemini にログインする。画像の生成にはログインが要る(Gemini のヘルプ) 0円
文字を入れる道具 このサイトの「カードに文字を入れる」をブラウザで開く 0円

AI チャットを使う前に知っておくこと(年齢の条件・学習に使わせない設定)は「生成AIで何ができる?」の「AIチャットの始め方」にまとめています。無料版と有料版の違いは「無料と有料のAIチャット」です。

かかった時間(2026年10月23日の実測)です。

表: 用意するもの・かかった時間(2)
項目 実測
1回目の生成 送信してから約30秒で絵が出た
2回目の生成(縦長に作り直し) 約35秒
文字入れ(画像を選んでから PNG を保存するまで) 約2分
生成を始めてから文字入りの PNG ができるまで 約10分(絵を見て判断する時間を含む)

使ったサービスと、規約で確かめたこと

生成に使ったのは Gemini のブラウザ版です。ほかの無料の AI チャットと比べて選んだものではありません。無料版に画像作成があるサービスは、無料と有料のAIチャットの表にあります。

表: 使ったサービスと、規約で確かめたこと
項目 内容(2026年10月23日の画面とヘルプ)
プラン Google AI プランなし(無料版)。画面に「アップグレード」のボタンが出ている状態
モデル 入力欄の横の表示は「Gemini 自動モード」。変えていない。ヘルプによると、無料版の画像生成は「Nano Banana 2」か「Nano Banana 2 Lite」で、有料プランでは「Nano Banana Pro」での再生成が加わる
費用 0円。クレジットのような単位の表示は無い
1日の上限 ヘルプに「Nano Banana 2 の 1 日の使用量上限」があると書かれているが、枚数は書かれていない。2回の生成では上限の表示は出なかった
保存される画像 無料版は「1K 解像度で画像をダウンロードできます」(ヘルプ)。実際に保存したファイルは JPEG で、横長が 1408×768、縦長が 768×1376
再現する環境 パソコンの Chrome の窓を最小まで縮めた状態(表示幅 704px)。2回目の結果は窓が広がった状態(表示幅 1485px)で確認。Gemini のスマホアプリと、スマホのブラウザでは試していない

作った絵を使ってよい範囲について、AI(Claude)が同じブラウザで規約とヘルプの本文を読んで確かめた内容です。

表: 使ったサービスと、規約で確かめたこと(2)
確かめたこと 本文に書かれていた内容 どこに
作った絵の権利 「Google の一部のサービスは、ユーザーによるオリジナル コンテンツの生成を許可しています。Google がそのコンテンツに対する所有権を主張することはありません」 Google 利用規約(2026年7月30日発効・日本版)「Google サービス内のコンテンツ」の「ユーザーのコンテンツ」
商用で使ってよいか 商用利用を禁じる条項も、個人の利用に限る条項も見当たらなかった。「使ってよい」と明記した条項も無い 同上
年齢 画像の生成は13歳(国によって異なる)以上。生成した画像の編集は18歳以上 Gemini アプリで画像を生成、編集する
してはいけないこと 「生成 AI のコンテンツを人間が作成したものであると誤解させる行為」、他者の知的財産権・プライバシーの権利を侵害する目的の利用 Google 利用規約「サービスの不正使用の禁止」、生成 AI の使用禁止に関するポリシー(2024年12月17日版)
他人の顔や写真 「Gemini Live の会話を録音したり、Gemini で他者の顔や声を使用したりする前に、必ず対象者の許可を得てください。コンテンツのアップロード、生成、編集は、ご自身が権利と権限を有している場合にのみ行ってください」 Gemini アプリのプライバシー ハブ「他者の権利を尊重する」
自動化された操作の扱い 利用規約は、robots.txt など機械が読む指示に反して、自動化された手段でサービスのコンテンツにアクセスすることを禁じている。gemini.google.com の robots.txt(2026年10月23日確認)は、すべてのクローラーに /app/ を不許可にしている。ログインした本人のブラウザを AI が操作して2回生成する使い方がこれに当たるかは、規約に書かれておらず判断できなかった。読者が自分のスマホで手で操作するなら、この論点は無い Google 利用規約「サービスの不正使用の禁止」

規約は変わることがあります。この表は、確認した日の記録です。自分で読むときに規約の中で探す項目は、「生成AIで何ができる?」の注意点4に挙げています。

手順1:Gemini を開いて、送る文を打つ

スマホのブラウザで gemini.google.com を開き、Google アカウントでログインします。

表示幅 704px で開くと、左上にメニューのボタン、下に「Gemini に相談」と書かれた入力欄が出ます。入力欄の右が送信の矢印です。

入力欄に、次の文をそのまま打って、右の矢印を押します。

AIに送る文
誕生日のお祝いカードに使うイラストを1枚作ってください。花束と、ろうそくが3本立った丸いケーキ。やさしい水彩画風で、明るいピンクと黄色。人物は描かない。文字は入れない。

文は4つの部分でできています。自分のカードに合わせて、1〜3つ目を変えます。

表: 手順1:Gemini を開いて、送る文を打つ
部分 例の文 変えるとき
何に使う絵か 誕生日のお祝いカードに使うイラストを1枚作ってください 「母の日のカード」「お礼のカード」など
描くもの 花束と、ろうそくが3本立った丸いケーキ 数まで書く(「3本」)。書かないと AI が決める
絵のタッチと色 やさしい水彩画風で、明るいピンクと黄色 「色鉛筆の絵本風」「はっきりした色のアニメ調」など
入れないもの 人物は描かない。文字は入れない この2つは変えない(理由は下の「気をつけること」)

Gemini のヘルプは、文の最後に「描いて」「生成して」「作成して」といった言葉を入れ、タッチ(写実的・水彩画・漫画風など)と、被写体は何か・何をしているか・背景は何かを詳しく書くことを勧めています。今回の文は「作ってください」を最初の文に置きましたが、それでも絵は出ました。

手順2:出てきた絵を見て、違ったら言葉で直す

送信してから約30秒で、入力欄の上に横長の絵が1枚出ました。窓辺のテーブルに、瓶に入った花束と、ろうそく3本に火のついたピンクのケーキ。人物なし、文字なし。頼んだとおりでした(冒頭の1枚目)。

絵の下には「良い回答」「悪い回答」「やり直す」「共有とエクスポート」のボタンが並びます。

1回で頼んだとおりの絵が出ましたが、カードは縦に使うことが多いので、同じ会話の続きで1回だけ直しました。送った文はこれです。

AIに送る文
同じ絵を、縦長(スマホの画面の形)で作り直してください。花束とケーキはそのまま、人物なし、文字なしで。

約35秒で、同じ窓辺の構図を縦長にした絵が出ました。上に窓と鉢植え、中ほどに花束、右下にケーキ。人物なし、文字なしのままでした(冒頭の2枚目)。

直すときは、1回に1か所だけを言葉で頼みます。同じ会話の続きで送ると、前の絵を踏まえて直します。

表: 手順2:出てきた絵を見て、違ったら言葉で直す
狙いと違った点 送る文の例
人が描かれた 「人物は描かずに、同じ絵を作り直してください」
文字や看板が入った 「文字は入れずに作り直してください」
色が暗い 「もっと明るい色で」
形が合わない 「縦長で」「正方形で」

なお、生成した画像の編集は、Gemini のヘルプで18歳以上とされています。今回の「縦長に作り直す」のように前の絵の続きで頼む使い方も、この記事では「編集」に当たるものとして扱います。18歳未満の人は、新しい会話で、最初の文に「縦長で」を足して作り直してください。

手順3:スマホに保存する

絵をタップすると、絵が大きく表示されます。上の列に「閉じる」「画像を共有」「画像をコピー」「フルサイズの画像をダウンロード」のボタンがありました。「フルサイズの画像をダウンロード」を押すと、JPEG のファイルが保存されます。

保存されたファイルは横長が 1408×768、縦長が 768×1376 で、ファイル名は「Gemini_Generated_Image_(英数字).jpg」でした。ファイルの中を AI(Claude)が Pillow で確かめたところ、撮影情報のような埋め込み(EXIF・XMP・ICC)は入っていませんでしたが、来歴情報(C2PA。作ったサービスなどを示す埋め込み情報)が入っていました。中身(アカウントにたどれる情報が含まれるか)は読み解いていません。目に見えない透かし(SynthID)の有無も確かめていません。サイトや SNS に載せる前にファイルの中身を一度見る、という考え方はAIイラストの作り方の「画像に埋め込まれた情報を落とす」と同じです。来歴情報が消えても、AI で作った絵だと載せる場所に書きます。

パソコンの Chrome で保存したので、ファイルは「ダウンロード」フォルダに入りました。スマホのブラウザで保存したとき、写真アプリとファイルアプリのどちらに入るかは試していません。 保存したあとに絵が開けるかを確かめてから進んでください。

大きく表示した画面の下には、色のパレットと「スケッチ」「テキスト」の道具もありましたが、「テキスト」は入力欄が画面の外にはみ出したので試していません。

手順4:文字をあとから自分で入れる

文字は、絵を作ったあとに自分で入れます。使うのは、このサイトで作った「カードに文字を入れる」道具(MIT ライセンス。ライセンスの説明)です。1つの HTML ファイルで動き、選んだ画像も打った文字も、ブラウザの外には送りません(AI(Claude)が内蔵ブラウザのネットワークの記録で、画像と文字の送信が無いことを確かめました。ページの表示回数は、サイト全体と同じアクセス解析で数えます。プライバシーポリシー)。

カードに文字を入れる道具を開く → HTML をダウンロード(MIT)

AI(Claude)が内蔵ブラウザ(幅375px)で、2回目の縦長の絵を使って試した手順です。

  1. 画像を選ぶ: 「ファイルを選択」を押して、手順3で保存した絵を選ぶ。選ぶと、その下に絵が表示される
  2. 文字を打つ: 「カードに入れる文字」の欄に打つ。改行もできる。打った文字は、その場で絵の上に重なって表示される
  3. 位置・大きさ・色を選ぶ: 位置は9か所から1つ、大きさはつまみ(画像の幅の3〜20%)、色は7色か好きな色、書体はゴシックか明朝、フチは黒・白・なし
  4. PNG で保存する: ボタンを押すと PNG ができる。ダウンロードが始まらないときは、ボタンの下に出る画像を長押しして保存する

試した設定は、文字「おたんじょうび」「おめでとう」の2行・位置は中央・大きさ 8%・色は白・ゴシック・黒いフチです。できた PNG は 768×1376 で、冒頭の3枚目がその画像を縮めたものです。

道具の中身は、HTML ファイルを文字として開くと読めます。文字は canvas という、ブラウザの絵を描く機能で画像の上に重ねています。

文字を AI に描かせない理由

絵の中に「〇〇ちゃん おめでとう」と入れたければ Gemini に頼めるかもしれませんが、それは相手の名前を AI に送ることです。文字をあとから自分のスマホの中で入れれば、名前はどこにも送られません(渡さない情報の考え方はAIに渡さない情報)。

手順5:画像として送る・印刷する

できた PNG はふつうの画像ファイルです。写真と同じ方法で送り、印刷は家のプリンターかコンビニのプリント機の手順に従います。送信と印刷は、この記事では試していません。 送る前に、文字の誤りと画像の端の切れを確かめてください。

気をつけること

  • 写真と名前は AI に渡さない: 孫や友だちの顔写真を「この子に似せて」と渡さない。名前や誕生日も、絵の説明文に書かない。Gemini のプライバシー ハブも、他者の顔を使う前に本人の許可を得ることを求めています
  • 商用で使うなら、自分で規約を読む: 商用を禁じる条項は見当たりませんでしたが、「使ってよい」と明記した条項もありません。売り物や店の広告に使うなら、その日の規約を自分で読んでください
  • 年齢: 画像の生成は13歳(国によって異なる)以上、編集は18歳以上です(Gemini のヘルプ)。子どもと一緒に作るときは、大人のアカウントで大人が操作します
  • AI が作った絵だと偽らない: Google の利用規約は「生成 AI のコンテンツを人間が作成したものであると誤解させる行為」を禁じています。自分が描いたとは言わず、聞かれたら AI で作ったと答えます
  • 作品名・作家名を文に入れない: 「〇〇風に」と実在の作家や作品の名前で頼まない(理由は「AIイラストの作り方」と「AIと著作権の考え方」)
  • 上限に当たったら待つ: 無料版には1日の上限があります(ヘルプに枚数は書かれていません)。上限の表示が出たら、時間をおいてやり直します

この記事について

  • 生成と保存は AI(Claude)が、運営者の Google アカウントで、運営者の Chrome を操作して行いました。文字入れは AI(Claude)が内蔵ブラウザで行いました。運営者は結果を目視で確認しています
  • Gemini は、パソコンの Chrome の窓を最小の幅(表示幅 704px)まで縮めて操作しました。幅 375px には縮められませんでした。2回目の結果は、窓が広がったパソコン向けの配置で確認しています。Gemini のスマホアプリは試していません
  • 文字入れの道具は AI(Claude)が作り、内蔵ブラウザの幅 375px で、画像を選ぶところから PNG の保存までを確かめました。iPhone の「マークアップ」など、スマホに備わった文字入れの機能は試していません
  • 画面のボタンの名前は、2026年10月23日のものです。画面は変わることがあります
  • 記事の画像は、保存した JPEG(3枚目は文字入れの道具が出した PNG)を Pillow で 640px 幅の WebP に書き出し直したものです。書き出し直すと来歴情報(C2PA)は残りません(「AIと著作権の考え方」の方針5。元のファイルは運営者が保管)。今回読んだ Google の規約とポリシーに、来歴情報を消すことを直接禁じる条項は見当たりませんでした。出所を偽ることは禁じられているので、AI が作った画像だと本文と alt に書いています

次にやること

  1. 送る文の1〜3つ目を自分のカードに合わせて変えて、手順1から試す
  2. 絵の直し方をもっと知りたければ、AIイラストの作り方の手順3「違ったところを言葉で直す」を読む(PixAI の記録ですが、考え方は同じです)
  3. AI チャットに渡してよい情報・だめな情報を、AIに渡さない情報で確かめる

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この記事について

この記事でやった人

やったこと誰が
Gemini に送る文を書くAI(Claude)
絵の生成と保存の操作(2回)AI(Claude)(運営者の Google アカウントで、運営者の Chrome を操作)
絵を生成するGemini(無料版)
「カードに文字を入れる」道具を作るAI(Claude)
文字入れの操作(内蔵ブラウザ・幅375px)AI(Claude)
Gemini の規約とヘルプの確認、保存したファイルの中の確認AI(Claude)(2026年10月23日)
Google アカウントの用意、結果の目視の確認、元のファイルの保管運営者
Android のスマホで、記事の手順どおりに Gemini 無料版で1枚作る→保存→文字入れ道具で文字を入れて保存(2026年10月23日)運営者

料金や仕様は変わることがあります。検証日より後の変更は、各サービスの公式情報で確かめてください。